台風一号が温帯低気圧に変わって九州に近づいた頃、私も鹿児島に上陸。
海は荒れ波の高さ3m。欠航ギリギリの見切り出航。船に弱い私、迷う間もなく
乗船。思いは1つ。牧瀬さんに逢いたいただそれだけ。
鹿児島港から種子島へ1時間40分の船旅。ようやっと逢えた牧瀬さんです。

トッピーに乗って、クジラに
もぶつからず無事種子島へ
牧瀬本種子鋏の工房へ
さっそく作り方を見せて
頂きました。(簡単に)

本種子鋏のできるまで…

これが素材の鉄の棒です 素材の棒を鍛えて鋏の原
型にして
フイゴで熱して ハンマーでたたいて鋏の型
をつくる。
刃ガネを付けて刃を作る 又熱し
金床のいろんな所を使って
2.5ポンドのハンマーで鋏
を作って行く。
こんな型になる。これを合わせて鋏にするのだが、まだまだ長がーーーーい作業。

(全32工程)の末ようやく1丁の鋏になる。 全てはこの手から

本種子庖丁・鋏

 三十六代「故牧瀬義美」は昭和五十一年伝統工芸品産業功労者
として通商産業大臣表彰を受けその秘法は伝承されつつ現在三十七代
「牧瀬義文」は数少ない種子鋏の技法を保持する伝統工芸師である。
種子鋏は古来より素朴、剛強にして「切るたびに磨く」と言う独特の耐久
性と切れ味が特徴であり独自の伝統的技術でその命脈を保ちつつ一本
一本に精魂をこめ鍛えられた鋏がこの「種子鋏」であります。

                         鋏鍛冶 「牧瀬家」の由来より


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